2009年3月9日月曜日

「第二のサブプライムローン」を目指すのか?

ドアのチャイムが鳴った。
若い、日本人のおネエちゃんの声がする。

「この近くに新しいマンションができるんですが、おうちをご購入のご予定はございますか?」

このご時世に、マンション販売の営業とは、とち狂ったのか、何を考えとるんだか。
しかも、ここがブラジル荘だと知っての所業なるか。

私がドアも開けずに冷たくあしらうと、おネエちゃんは、隣のフェルナンド(仮名)のドアのチャイムを鳴らした。

私は今月中に、次の仕事を見つけなければならないし、5月の開業に向けて、製品を最低5品作らなければならないが、まだ一つも仕上がっていない。
時間が無いのだ。丁寧にいらんもの売りの営業に付きあっとる場合ではない。

焦る私は、そうしてしばらく作業に没頭して、ふと気付いた。
あれから何分経ったのか、まだおネエちゃんはフェルナンドと喋っているようだった。
フェルナンドが女性の来訪に喜んで、色々と喋っているのか、営業に回って初めて相手にしてくれた外人さんが物珍しくて、おネエちゃんが浮かれてしまったのか。…

何をやっとるんだ。
フェルナンドがマンションなど、買うはずがないだろう。
いや、まあ、例えば買ったとしよう。「金無い、金無い」と言いつつ、何故か新車を乗り回しておる連中だ。マンションだって買うかもしれん。
しかし、彼ら、失業中やぞ。「第二のサブプライムローン」か、と。


…ああ、日曜日が終わってしまう。
今気がついたが、夕飯食べるの、忘れとった。

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